聖女について考察
2012 / 11 / 14 ( Wed )
最近小説投稿サイト「小説家になろう」を浮遊してた時に、ふと思い立って「聖女」をキーワード検索してみました。
ほう、世の中の書き手さんは聖女という題材にこういうことを求めてるのか……と、ある意味参考?になりましたよ。

まったく誰の得にもならないけど「ミスリア」に当てはめて考えてみます。

とりあえずピックアップする点
  1. 特殊能力
  2. 普通とは違う人生を強いられる
  3. 護衛など普通なら持たない関係性
  4. その他(前世・萌え・性別要素など)

1)
ココでの「聖女」というコンセプトは色々練りこんでいますが元は「世のために旅する特別な女性」というのが核でした。

お そらくは以前の余談記事でも書いた、影響を受けた作品のひとつ「聖女さま、参る!」が発端です。確かあの話の中では (注: 途中の一話分とあらすじしか読んでないので全貌は知りません) 聖女というのは組織によって祭り上げられた存在というか役職で、本人たちは修道な どしていなかったと思います。

ミスリアでの聖女もまた、生まれつき運命の印が出たとかそういう流れではなく人の力でなれるものに設定して います。ただし人の力のみでなれるものではなく、12の最後で説明しているようにある程度の素質が必須です。数年に渡る修行もします。大陸を見渡しても数 が少ないのはつまりそういうことです(合計何人~は考え中)。

ここでいう「奇跡の力」は条件が揃ってこそ発動できるもので、また、魔法のような多彩なバリエーションはありません。普通よりちょっと多めに術を扱えるのは世俗を捨てて修行した人間の中でも上位の数人のみです。


2)
これは今後出てくるテーマですが、ミスリアの世界でも聖人・聖女への規制は多く存在します。ただし自分の意思でそれになる以上は塔の中に閉じ込められる・一生慰問するだけの人生に終わる、なんて結果はありません。辞退することも不可能ではありません。

特に聖獣を蘇らせるという目的があるため、彼らは外を自由に動けます。外的要因はあることにはあるのですが、ミスリアは自発的に聖女になって旅をしているため「召喚された」タイプの主人公とはいろいろ違います(と私は自負している)。


3)
何も聖女に限らずファンタジー界なら王族・貴族にも護衛はつきます。ミスリアの場合、護衛がかなり重要な役割を占めています。ここら辺はFF10の影響などが強く出ているでしょう。

関係だけでなくゲズゥ自身が物語を引っ張っているため、彼が居なかったらまったく違う物語になっていたというか(笑)。たとえばカイルみたいな性格の人が護衛だったら爽やかで穏やかな旅に……うん、キャラクターの性質って大事ですね。<ここでもミスリアが自分で選んだというのがポイントです。


4)
転生という概念の無い世界なので前世ネタはなし。
萌えというか聖女を汚そうぜ~なノリは今後出るかもしれませんが決してメインではありません。
男が女になる~ BL~ などそういうのも見かけましたがこの小説とは無関係な要素ばかりです。


まあなんか色々延々と語っちゃいましたが、今後とも聖女ミスリアをよろしくお願いします^p^

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