ときめきの研究
2017 / 01 / 10 ( Tue )
マニアックです。去年からやってる韓国産の乙女ゲーで、やっと本命ルートに入ったって話です。


何だコイツ……心の壁が分厚すぎる……!

チャットだと普段はあんなにテンション高くて饒舌なくせに面と向かうと「俺は隅っこで仕事してるから、いないものと思っていいよ」とか。笑った。でも、ちょっと萌えたよかわいいなちくしょう。作中では確か22歳だったか、元々私は年上よりも年下が好きなのだった。

そんで過去の傷と心の闇が想像以上に深くて、母性がくすぐられます。待ってな、私が助けてやんよ…!


近年、漫画は少年か青年漫画ばっかり読んでる傾向にありますが、昨今は乙女ゲーもかじるようになりました(二作ほど)。好きな絵師さんが韓国の人でそのゲームのイラスト描いてたから興味を抱いたんですが、いざやってみると、やっぱりときめきの研究は重要ですね。

というのも私の感性がいけないのです。プレゼントは実用性のあるものがイイ、結婚指輪に大金かける必然性はどこにあるのだ、とか思っていまして(高い金かけてダイヤモンド買うのは何故? 石が愛の証明になるか? 私に収入が無くて旦那が早死にした場合の遺産とするならともかく、預金通帳か新居でプロポーズした方がロマンチックではないか?)。女子が求める愛ってなんだ? っていつも頭を捻ってます。結局、自分だけでもキュンキュンする話を書くしかないわけです。

そのためには、己のキュン幅を育てるしかないのです。


でもこのゲーム、乙女ゲーユーザー界では賛否両論らしくて。
なぜかと言うと攻略パターンが独特なんですよね。

まずは特定ルートに入るまでは好感度をあげるために、イェスマン並みに相手を持ち上げまくる必要があります。それだけでも非現実的な会話応対オプションが多く、イラッとします。で、共感を得たところで特定ルート。今度は相手が度重なる困難に対してうじうじしまくって、それをひたすら励ます仕事に入りますw

ルートの相手(たとえばAとする)以外のキャラと会話する時も、「Aが心配だわ」「Aから何か聞いてない? 最近音沙汰なくて」とひたすら、ルートの相手ばかりを気にしてますアピールをする。他のキャラは「君とAって特別な繋がりがあるみたいだね」「君たちの関係は依存ではないのか、心配だよ」とおせっかいを焼いてくる。

それを乗り越えると、最後は「君のおかげでAは変わったみたいだね」「俺は君に出会って世界が変わったよ」とワッショイされまくるw

勿論、このパターンから逸れてもいいです。グッドエンド、ノーマルエンド、バッドエンド、と五人のキャラ別に最低三種用意されてるんです。他にも隠しキャラが居るみたいです(?

最初は複雑怪奇だなぁ! と思ってたこの分岐のスタイルも、今では私も慣れてきたため、グッドエンドを次々獲得できています(うちひとりは、ウザすぎてルートを断念したw)。


で、恋愛以外のストーリー、キャラの関係、世界観、陰謀やらの謎が面白いんですよね。

キャラによって明かされる謎の部分がちょっとずつ違ったりするみたいで、赤い髪の子は最後に攻略しないとネタバレが一杯出るらしいとどこかのサイトで見ました。でも他のルートをやってても、赤毛の子の動向が一番気になったのよ…! やっと念願の彼のルートに入ったら、意外に心の壁が厚い。


悔しい。が、やる気に火がつくなぁ…! 製作者の思うつぼだなぁ!



結論。

私も、読み手が抜け出せなくなるようなときめきストーリーが書きたいです。

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