9月に読んだ本まとめ
2018 / 10 / 05 ( Fri ) 9月の読書メーター
読んだ本の数:4 読んだページ数:1042 ナイス数:59 図書館の魔女 第二巻 (講談社文庫)の感想 面白かった。節目の巻って感じ。世界説明をされても目が滑った一巻に比べ、今度は話が進みながらの説明だったのですんなり入ってきた。キリヒトは忍者の里の子か何かと思ってたが、まさかそうくるとは…機械的に実行する彼と少年の彼の危ういバランスが、実に好きだ。うん、好きだ。完全な闇の中に二人しかいないとか、手から水を飲むとか、えr…萌えシチュエーションである。ラストシーンの夜がきれい。余談、名前が出て来た時点で死亡フラグかと思ったらいい意味で裏切られた。 読了日:09月24日 著者:高田 大介 燦然のソウルスピナ 1 (プライムノベルス)の感想 ウェブはかなり序盤で読む手を止めちゃってたので、電子書籍化に際して購読。迫力あるバトルシーンや、縦横無尽に広がる世界がおいしい。力がそこにあるから人は狂うのか、狂った先に力があっただけなのか…。ただひとつ消化しきれなかったのは主人公の恋愛観、複数の女性の間ふらりふらりと心が飛んでるのはこの世界の基準的にアリっぽい(?)けど、囚われの女を救いに行くのに手伝ってくれる女にドギマギして…うーん。そも、シオンとは色恋じゃなく戦友でいてほしかったような気も(複雑)イズマさんが好きなので続きも追っていきたいところ。 読了日:09月19日 著者:蕗字 歩 HUMINT(2) (ヤンマガKCスペシャル)の感想 一巻に引き続き派手なアクションはもちろん、人間らしい表情とか、必死に生きる人とか、心を打つところ多し。しかしこの二巻に抱いた一番強い感想:こわい 読了日:09月19日 著者:マツリ 夏の庭―The Friends (新潮文庫)の感想 これは安易に感想を書けない本。丁寧に、繊細に、心に呼びかけるものがあった。読み終わったら他の人も読めるように手放そうと思ってたけれど、いまちょっと迷うくらいに美しい。文は淡々としているように見えて、そんなことは全くなかった。出会い。思い出。少年たちの成長。よい。 読了日:09月05日 著者:湯本 香樹実 読書メーター |
|