2018年に読んだ本まとめ
2019 / 01 / 01 ( Tue ) あけましておめでとうございます! (・∀・)
今年もどうぞよろしくお願いします。 さてタイトルの通りですが、ネタバレ感想もあるのでお気を付けください。 2018年の読書メーター 読んだ本の数:51 読んだページ数:12695 ナイス数:397 姉飼 (角川ホラー文庫)の感想 怖いというよりは奇怪な(&気色悪い)話ばかりだった感想。奇抜なアイデアにぐいぐい引き込まれはしたが、どれも破滅に向かってスッと終わって印象に残るのかと聞かれればそうでもない気がしている(後味が残らないのはある意味いいことかもしれない)。何故「姉」というキーワードを使ったのか、普通の姉は村の中でどういう扱いになるのかが謎だが…それにしても全篇を通して「女」の立場が良くないw 読了日:12月29日 著者:遠藤 徹 地獄くらやみ花もなき 弐 生き人形の島 (角川文庫)の感想 どこか水車館を思わせる屋敷と少女の設定。地獄勢が積極的に事件に絡んできたのにはびっくり…それはアリなのだろうか。今回、裏にあった想いが人数と共に複雑化してて、ついていけなかった感も否めない。でも看病パートなど、青児と皓が順調に仲良くなっているのは嬉しい。 読了日:12月15日 著者:路生 よる イサック(5) (アフタヌーンKC)の感想 この作者様方、「重い運命を背負った少女」と「ストイックな武士」の組み合わせを最高にクールに書きよる。今回登場したハインリッヒ様のいとこ様も素敵で、ますます目が離せない。そしておじいちゃん。うん。うん……。 読了日:11月23日 著者:DOUBLEーS 燦然のソウルスピナ 2 (プライムノベルス)の感想 主軸にあった敵キャラの背景や謎は、個人的に一巻をはるかにしのぐ引力を持っていたように思う。新キャラのアスカはいい味だし、イリスは最初好きになれるか不安だったが、クライマックスに向けてどんどん好感度が上がっていった。イズマとの師弟の絡みが特に良い。予想していた以上のノーマンの活躍に大満足。おっさんが魅力的な作品である。しかし、ねがいを集めるカラクリは誰が作ったのでしょうねェ…。 読了日:11月14日 著者:蕗字 歩 地獄くらやみ花もなき (角川文庫)の感想 分類はキャラ文芸なのだろうか、話も世界もスラっと入り込んできて気が付けば終わっていた。「めちゃくちゃ好きー!」という感じではないが、それなりに先が気になり、謎解きや怪異が面白かった。続きも買う。 読了日:10月20日 著者:路生 よる 図書館の魔女 第二巻 (講談社文庫)の感想 面白かった。節目の巻って感じ。世界説明をされても目が滑った一巻に比べ、今度は話が進みながらの説明だったのですんなり入ってきた。キリヒトは忍者の里の子か何かと思ってたが、まさかそうくるとは…機械的に実行する彼と少年の彼の危ういバランスが、実に好きだ。うん、好きだ。完全な闇の中に二人しかいないとか、手から水を飲むとか、えr…萌えシチュエーションである。ラストシーンの夜がきれい。余談、名前が出て来た時点で死亡フラグかと思ったらいい意味で裏切られた。 読了日:09月24日 著者:高田 大介 燦然のソウルスピナ 1 (プライムノベルス)の感想 ウェブはかなり序盤で読む手を止めちゃってたので、電子書籍化に際して購読。迫力あるバトルシーンや、縦横無尽に広がる世界がおいしい。力がそこにあるから人は狂うのか、狂った先に力があっただけなのか…。ただひとつ消化しきれなかったのは主人公の恋愛観、複数の女性の間ふらりふらりと心が飛んでるのはこの世界の基準的にアリっぽい(?)けど、囚われの女を救いに行くのに手伝ってくれる女にドギマギして…うーん。そも、シオンとは色恋じゃなく戦友でいてほしかったような気も(複雑)イズマさんが好きなので続きも追っていきたいところ。 読了日:09月19日 著者:蕗字 歩 HUMINT(2) (ヤンマガKCスペシャル)の感想 一巻に引き続き派手なアクションはもちろん、人間らしい表情とか、必死に生きる人とか、心を打つところ多し。しかしこの二巻に抱いた一番強い感想:こわい 読了日:09月19日 著者:マツリ 夏の庭―The Friends (新潮文庫)の感想 これは安易に感想を書けない本。丁寧に、繊細に、心に呼びかけるものがあった。読み終わったら他の人も読めるように手放そうと思ってたけれど、いまちょっと迷うくらいに美しい。文は淡々としているように見えて、そんなことは全くなかった。出会い。思い出。少年たちの成長。よい。 読了日:09月05日 著者:湯本 香樹実 クマとたぬきの感想 かわいい…ほっこり…さいこう……いきるってすばらしい…すばらしい…。ツイッターで前からたまに読んでたのを単行本化に気付くのに遅れた不覚。これは一生大事に読み返して、人にも貸してあげたいレベルのよさです。ありがとう。 読了日:08月30日 著者:帆 マグメル深海水族館 2 (BUNCH COMICS)の感想 新キャラが増えて既存キャラも掘り下げられて、ますます面白い。嵐くんの話、同年代で、立場が違うけど道が交差する友達っていいよね。いつも作中は深海水族館にいるだけに、今回けっこうあった地上描写が新鮮。 読了日:08月10日 著者:椙下聖海 マグメル深海水族館 1 (BUNCH COMICS)の感想 くらげバンチで読んだときよりも絵がきれい! 話が面白い! キャラに愛着沸いた表情がとてもいい! 動物すごい! 目が離せない! ただしあっという間に読んでしまい、四話のみの収録であることに少々不満を感じたので★4 読了日:08月09日 著者:椙下 聖海 図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫)の感想 ファンタジーを探してた時に目に入って、試し読みの冒頭部分が性に合ったからの衝動買い。もとは上下巻だったのを四分冊したからか、終わり方にやや唐突感。でも下手に危険を出すより「世界が広がった」というイメージに好感。概念の説明や掛け合いがすらすら読めて面白いのに対し、状況描写がテンポ悪く感じてなかなか進められなかった部分もあったが、新しい指話で距離が縮んだり地下探検したりと、ボーイミーツガールの質は高い。マツリカキリヒトの肉体的生命力の対比が好き。続きに期待。 読了日:08月08日 著者:高田 大介 殺し愛 (1) (MFコミックス ジーンシリーズ)の感想 以前から名前だけ知ってたけどウェブ漫画総選挙で試し読みして、クリティカルヒットだったため勢いで全巻購入。控えめに言って最高。危うい駆け引きと距離感の男女が好きな人には絶対に萌える。続刊が楽しみすぎて、これから幾度となく読み返すことだろう。 読了日:07月26日 著者:Fe イサック(4) (アフタヌーンKC)の感想 三巻を読んでからしばらく経ってたから人物の相関がちょっと思い出せない…読み返さねば…ゼッタの射撃センスが冴えててうれしい。れんぞーさんのぶっ飛び具合はなぜか逆に安心できた。それにしても、毎度いいところで終わりおる(*´Д`) 読了日:07月22日 著者:DOUBLEーS 遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢 (角川文庫)の感想 毎度まいど大事件に巻き込まれ過ぎではないかw ツッコミどころは多いけど、今までなかったチームの団結が気分よかった。オークションも面白かった。野郎同士が随所でなかよくしすぎ…いや、何も言うまい。今回、忍ちゃんと黒木が一番輝いてた気がする。続刊どうしようかなぁ、ちょっと興味薄れてきたな…。 読了日:07月16日 著者:桑原 水菜 しゃばけ (新潮文庫)の感想 スロースターター…? 最初のシーンで、おっ! と引き込まれたのに、日常パートに中だるみを感じなくもない。でも最後はきれいにまとまってて、伏線漏れもなくよくできた物語だと思ったよ。仁吉佐助の活躍が足りない気はしたけど。 読了日:07月13日 著者:畠中 恵 双亡亭壊すべし 1 (少年サンデーコミックス)の感想 この屋敷は一体なんなのだ… 藤田先生の作品はこのわけわからない謎の絡み合いが徐々に晴れていく時の「そうだったのか!」が好き。青一君を見ているだけでも面白い。今後も楽しみである。 読了日:07月10日 著者:藤田 和日郎 水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)の感想 ラストシーンがこの物語の狂気…。本作は本格を謳うだけあって、細かい。ヒントも多かったし、過去の事件の犯人と共犯者には割と早い段階で気付いたけど、実行するためのトリックや全体像はおそらく半分も掴めていなかった。一人称パートに感じていた違和感をもっと追究すべきだったか。私は普段あまりミステリを読まない(=必ずしも推理をしながら読んでいるわけではない)のだが、このシリーズは気に入った。 読了日:07月05日 著者:綾辻 行人 ケロケロちゃいむ 全5巻完結(りぼんマスコットコミックス ) [マーケットプレイス コミックセット]の感想 電子でみつけて再読。やっぱり面白い。私の中では立川恵のタカマガハラと並んで、少女漫画旅ファンタジーの原点って感じ。衣装とか小物がかわいいし、アオちゃんが後日談で素直に笑ってるのが◎ 本誌で読んだ当時はマホラの話が結構怖かったな…。 読了日:07月02日 著者:藤田 まぐろ うらみちお兄さん (2)の感想 キャラを掘り下げただけあってみんなかなり好きになってきた。この作者さんは、コマの隅での一挙一動までを楽しめるように作ってると思う。続きも楽しみ。 読了日:06月28日 著者:久世 岳 うらみちお兄さん (1)の感想 久世岳作品すきだー。ずっとチェックしてたのをやっと買った。連載部分の読み返しもよかったけど書下ろし部分がとても好き。休日! 読了日:06月28日 著者:久世 岳 横浜駅SF (カドカワBOOKS)の感想 面白い。世界観がまず圧倒的に独特で、ふしぎで、身近なようで異様だった。世間知らずの青年が旅をして、発見をして、出会いをする。主体性に欠ける主人公は場合によっては耐え難いが、本作には彼のような者が一番合っていたように思う。コロンブスに関する問答がすごく好き。人物や背景描写含めて文体はあっさりめだが、展開される思想や論理にまったく飽きがこない。これは二、三度読んでこそ楽しめるはず。続刊を読むのも楽しみ。 読了日:06月20日 著者:柞刈湯葉 しをちゃんとぼく 2 (ヤングジャンプコミックス)の感想 うわああん終わっちゃってさみしいぃいー! でも書下ろしと解説はうれしかったし、これから何度もじっくり読み返しては笑いたい。作者さまお疲れ様です。温かい世界をありがとうございました。 読了日:06月18日 著者:T長 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)の感想 表題作はさくっと読めた。語り口が斬新で狂気は確かに感じたけど、いちばん動き回っていた二人が好きになれなくて、終わり方もおおむね予想通りで、ピンとこなかった。優子の方は最後のひっくり返し方に「やられた…」は多少感じたけどそれよりも花の話に無理やり感…まあ、この乙一は好みじゃなかったな。これがデビュー作だったらしいので、なるほどといえばなるほどである。 読了日:06月15日 著者:乙一 夢幻伝説タカマガハラ (1) (講談社コミックスなかよし (873巻))の感想 子供の頃すごく好きだったのを今になって電子で単行本購入。再読でも、やっぱりドキドキわくわくするのはさすがよ。 読了日:06月08日 著者:立川 恵 死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)の感想 身を乗り出したとたんにスパッと読めたのはさすが乙一。心をすり減らす展開にしてややそっけない文章、ひたすらに主人公に救われてほしくてページをめくった。ある種、立ち上がる力と許す力を探す話かもしれない。二度は読まないだろうけど確かに面白かった。 読了日:06月01日 著者:乙一 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)の感想 すごい話というかエンタメとしても社会風刺としてもレベルが高く、ものの見方のアングルもいろいろ攻めていた。複雑だけどわかりやすい。世界観はもちろん、構成や主人公の変遷にも引き込まれる。ただただ筆者の著作が少ないままいなくなってしまったのが惜しい。次はアニメ観たいな… 読了日:05月24日 著者:伊藤 計劃 デビルズライン(11) (モーニング KC)の感想 やっと読めた。キャラ増えて来たのに描き分け…いや何も言うまい。恋愛話はいいけど成人男性が資料見ながらの雑談に交えるかなぁ…w バランス的に恋バナがここ数巻ずっと前面に押し出されてるのがかなり気になってる。でも短命と環の話や同期鍋はよかった。ゼロナナが過去と折り合いをつけようとしているのも。次回こそ、大きな波乱が来るかなと期待。 読了日:05月17日 著者:花田 陵 しをちゃんとぼく 1 (ヤングジャンプコミックス)の感想 ネット友の猛烈な勧めでウェブで読んでみて、ビビッときて購入。描きおろし部分もいい感じ。しをちゃんを取り巻くやさしい世界(´∀`*) 読了日:05月17日 著者:T長 闇狩り師 蒼獣鬼 (徳間文庫)の感想 1と2の短編たちもよかったけど、長編はさすがに面白い。胸を抉る切なさとグロさの夢枕先生、儚い美少年を書かせたら右に出るものはいない…。印象に残るシーンがいくつもあり、戦闘は迫力一杯。個人的に玄角さんが好きなので活躍しまくってくれてうれしい。 読了日:05月07日 著者:夢枕 獏 まほろばの疾風(かぜ) (集英社文庫)の感想 感無量。滅びの美学というものがあるが、歴史上の人物の話である以上、結末は最初からわかっていた。わかっていながら、彼の一生のなんと輝きに満ちていたことよ。最後の方の流れはおおよそ予想通りだったけれど、それでも心に響くものがある。モレはいい女だなあ。誰かの人生を辿る感動が、熊谷先生の作品にはいつもある。地の文がひいて会話だけのところにはその表情や駆け引きを想像させる力がある。故郷への愛と誇りに満ちた民の軌跡。とても充実した時間だった。フレオ好きー 読了日:04月23日 著者:熊谷 達也 聖獣の神子と糸の巫女 (レジーナブックス)の感想 よくも悪くもアルファポリス&レジーナ。さくさく読めて、キャラや世界観が可愛く(活躍がなくて持て余され気味の人物もいたが)地の文での作者の遊び心も感じ取れた。個人的には聖獣と契約する魅力と神子の必然性がいまひとつ伝わらなかったかな(王が躍起になるほどのことか?)…一番の悪役となりえるはずの王や兄王子のイメージが弱いままに終わったのも、やはりアルファ。千年いたとはいえ王と王子を軽率に衝突させる聖獣でいいのか?? しかし何はともあれ大団円、続きを続きをと読ませる力は十分にあった。続編があればよむ。 読了日:04月11日 著者:草野 瀬津璃 ふくわらい (朝日文庫)の感想 当初、だいぶ変な話だとか変な主人公だと思っていた。やがて主人公の異常な生い立ちよりも感性に注意がいき、著者の高い文章力や描写にとらわれていった。めちゃくちゃはまった物語ではないが、印象的な場面やディテールが多く、何度かページを戻って読み返しながら進めた。「その動きに意味があるように、小暮しずくの行動にすがった」の段落が特に好き。これ以外の感想は、上橋菜穂子先生の解説と近いものがある。誰もが一読すべきと思われ。 読了日:04月04日 著者:西 加奈子 魔法使いの嫁 1 (BLADE COMICS)の感想 アニメに際して再読。こんなエピソードあったっけとか登場人物が出てきた順番を完全に忘れていた…。チセの過去にこんなに前から触れてたのか… 読了日:03月26日 著者:ヤマザキコレ イサック(3) (アフタヌーンKC)の感想 ぎゃひい! 相変わらずいいところで終わりおって… 続きはいつ出るのォ! 読了日:03月22日 著者:DOUBLE-S 十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)の感想 面白かった。館シリーズはこれが初めてだが、なんていうか、アートだった。島田さんとはまた会えるのだろうか? 綾辻先生の他の本に手を出すべきか迷っている…。 読了日:03月20日 著者:綾辻 行人 イサック(2) (アフタヌーンKC)の感想 相変わらず画がすごい。人種の顔の描き分けも。この巻では物語の核心に触れる瞬間があったりして、ドキドキハラハラした。プリンツへの好感も上がった。今月中に次の巻が出るとしって今から待ち遠しい(これアニメ化してくれないかな… 読了日:03月08日 著者:DOUBLEーS イサック(1) (アフタヌーンKC)の感想 DOUBLE-S氏は死がふたりを~から好きで、あらすじもどう考えても面白そうだったから購入。レビューだと人間ドラマが物足りないと言う人もいたが、私はこのストイックさに感じ入るものがあった。イサック、よい。もちろん、頑張る娘さんもよい。 読了日:03月08日 著者:DOUBLEーS 黒い季節 (角川文庫)の感想 読んでいた最中は色々思ったことがあったけど、読み終わった今ではただ余韻に浸りたい気分…。全ての登場人物に深く感情移入し(悪役にすら)、全員に幸せになってほしいと切に願いながら読んでいた。これは、絶対二度以上は読みたい一冊。 読了日:03月07日 著者:冲方 丁 十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)の感想 エンタメとしての完成度は相変わらず高い。謎のつなぎ方や展開の勢い、登場人物の人間臭さが好き。十三人目が殺人鬼なのは妥当かなと思ったけど、正体を知った時の「やべえ想像してたよりずっと怨念抱えてそう」とか「これはめっちゃ追って来るぞ」みたいな気持ちで、夜中にトイレに行くのが一瞬怖かったのは白状しよう。天使の囀り、青の炎、悪の教典に続いて本作を読んだ今、貴志先生作品では男女は結ばれないものだという結論に至っている。最後は、ホラーとしてはテンプレな終わり方かな。ひとつ解決しても、環は閉じず… 読了日:03月06日 著者:貴志 祐介 青の祓魔師 21 (ジャンプコミックス)の感想 ゆっきー…こじれてんなぁ。出雲、シュラとヒロインたちの問題をひとつず払拭して結束を固めている流れの中、最後(?)に雪を持っていくのは当然に思える。同年代グループで彼だけが生徒でなく先生だったのが、心を打ち明けられる仲間を作るむずかしさを助長したようだ。世界は変わりつつある。今後の展開が楽しみ。 読了日:03月01日 著者:加藤 和恵 乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)の感想 これは内容を詳しく語っては野暮だろう…もうね、最高。 読了日:02月14日 著者:森 薫 闇狩り師2 (徳間文庫)の感想 相変わらずの面白さ。悪役でも悪じゃない人たちとか、シャモンのサイドキックではない自由気ままな立ち位置が好き。 読了日:02月13日 著者:夢枕獏 ばけもの夜話づくし 三 (MFコミックス ジーンシリーズ)の感想 繋がる繋がる。なにか大きな流れに向かう予感がしてくる。プールの話でまさかの女の子再登場…佐々木氏と退治屋のコンビが面白い。 読了日:02月05日 著者:マツリ 遺跡発掘師は笑わない 元寇船の眠る海 (角川文庫)の感想 海が舞台なのが新鮮で面白かった。喧嘩した無量と忍に挟まれるヒロインや元寇の背景も興味深く、ピンチになって終わる上巻の図は恒例ながら今回は萌絵なのが良い。続きも楽しみ 読了日:01月31日 著者:桑原 水菜 雨水リンダ(4)(完) (ガンガンコミックスONLINE)の感想 登録忘れ。大団円の完結、小松はいいやつだったなー。最終巻は巻末おまけがなくてさみしい。 読了日:01月23日 著者:HERO 宝石の国(1) (アフタヌーンKC)の感想 前から気になってたら、0円だったので。色々と独特…めちゃくちゃ続きが気になるわけじゃないけど、アニメは観たいかも。 読了日:01月21日 著者:市川 春子 闇狩り師1 <新装版> (【徳間文庫】)の感想 やはり夢枕獏は面白いのう…。エログロ、切ない話、伝奇&アクション、望むすべてがここにある。「月の王」アーモンのキャラが引き継がれているというから興味を持ったけど、世界観がだいぶ違うので新鮮。再登場しそうなキャラが何人かいて、まだまだ序盤って感じで、続きも楽しみ。 読了日:01月16日 著者:夢枕 獏 銀狼王 (集英社文庫)の感想 これまで読んだ熊谷先生作品に比べると人間社会と野生動物の関わり合いの部分はあったもののドラマ性は薄く、そのおかげあってか純粋な狩猟物語として楽しめた。余計なものが無い分、大自然を肌で感じ取れるような。終わり方には森シリーズっぽさがあった。ドラマ性が薄かったから印象に残らない予感もするが、面白かったのは間違いない。疾風ちゃん… 読了日:01月13日 著者:熊谷 達也 鴨川ホルモー (角川文庫)の感想 良質なエンタメ。全員のキャラが立ってて魅力がするりと伝わってきた。読み終わってから裏表紙の紹介文を目にしたのだが、これが実によく内容を表していた。試し読みをした時点で珍妙そうだなと思い、やっぱり珍妙で、そして青春くさくて摩訶不思議だった。意味不明だけど…人生こんなもんだよねっておもいました、まる 読了日:01月10日 著者:万城目 学 読書メーター |
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