書籍からお勉強
2016 / 06 / 23 ( Thu )
中学生時代に好きだった、おそらく初めてのように触れたウェブ小説(どうやってみつけたかは忘れた)の書き手のサイトを再びふらりと訪れてみたら、文章もキャラも展開もあまりにひどすぎてどうして好きだったのかが思い出せなくなったという。

しかも最近でも未だに成長の兆しなし。
戦慄しました。

なんとしても私は成長しなければと、あのゴミ(ごめん)のような文を忘れなきゃと、芥川やら田中芳樹を本棚から取り出して目を通したりしました。マヴァール戦記いいよね。

あとついでに、最近まで読んでた英語の肉喰らいの自伝も終わったので、今度は何読もうかな~と友達にもらった電子書籍のコピーを漁ってたら、A Wrinkle in Timeとかあった。嬉しい。

そして多分私が自分で入手した、クトゥルフの呼び声も出てきたw

ラブクラフトは別の奴が途中なのですが、文章は嫌いじゃないです。ちょっと一気読みしにくいだけで。むしろ、最初の段落の引力みたいな奴はばっちりだよね。

こちらが呼び声の二つめの文: 
We live on a placid island of ignorance in the midst of black seas of infinity, and it was not meant that we should voyage far.

無限という黒い海の中、我々は無知という平穏な島に住んでおり、もとよりあまり遠く離れて冒険できるようにはなっていない。


んー、ちょっとニュアンス外したかなぁ。こういう時は英語の詩的さが失われるな…日本語のせいなのか、私の翻訳力の限界なのか…w

つまり無知の中に生まれ育った人間は、世界のありとあらゆる無限の謎を解明できるようにはなっていない、真実を知ってなお正気に耐えられるようにはできていない、って感じですね。


なんて序盤パワー。是非見習いたい。

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