1-1. d
2018 / 03 / 07 ( Wed )
(さすがまきちゃん)
 真希は男性陣と自然な会話を続け、間が開けば誰かに話を振っていた。残る二人の女性にも自己アピールする機会を差し挟んだり、空いたグラスにビールをテキパキと注いでいくなど、気配りにも余念がない。

 媚びた印象がしないのが、すごい。
 これを「出しゃばってる」と評する女子もいるだろうけれど、唯美子には感心しかなかった。
 ちなみに会話の内容はというと、男性側が自身の趣味を語り終えたところだった。

「きゃー! 笛吹《うすい》さんってサーフィンやってるんですか? 今日見せてくれればよかったのにぃ」
 眼鏡をかけた同期の山本女史がやや大げさにリアクションをした。普段よりも、頑張って明るく話しているのがわかる。

「夏は日中混んでて思うように楽しめないかな。だから僕は最近、ナイトサーフィンにはまってるんだ」
 男性陣の中で抜きんでて顔立ちが整っている二十代後半の彼は、名を笛吹秀明という。鋭そうなタイプのイケメンだが、笑うと目元が柔らかくなって、こちらの好感を誘う。

 雑誌のモデルが務まりそうなスラッとした長身、均整のとれた体格。スポーツで汗を流している姿がよく似合う彼は、一方で社内でも周囲の信頼が厚く、仕事ができる男として知られている。
 どうやら真希は彼を狙っているらしかった。

(美男美女で、お似合いだよね)
 のんびりと缶ビールを啜りながら、唯美子は蚊帳の外から見守る。もともと奇数の集まりで自分の居場所はないし、真希のついでに来ただけだ。引き立て役として連れてこられたのだと指摘されようと、これといった反論はない。

「夜のサーフィン!? うそー、超ステキ! 見にきちゃだめですか?」
「どうかな。今夜は曇りそうだから、難しいね。ここの浜辺は夜は灯りが少なくて、月光に頼らないといけないんだ」
 笛吹は嫌味のないジェスチャーを添えてしゃべった。そこに、黒髪をロングボブにした田嶋女史がうっとりと言う。

「月明かりのサーファー、いいですねえ」
「ありがとう。やってみるかい」
「初めてが夜って危なくないですか? 私、そんなに運動神経よくないですよぉ……でも先輩が教えてくださるなら安心かな」
 田嶋女史が上目づかいに言葉を紡ぐ。この流れで二人は約束を取り付けるかのように思えた、が。

「笛吹さんって現在フリーなんですよね。めちゃくちゃモテそうなのに、信じられないわ。あ、ビールもっとどうぞ」
 横から真希がさりげなく割り込んだ。笛吹の腕にそっと触れるなど、ボディタッチも抜かりない。
 ありがとう、と彼は満杯になったビールを嬉しそうに受け取る。

「買いかぶりだよ。僕はこれでも女性にはうるさいんだ。深入りすれば、いつも相手の方から逃げちゃうんだよね」
「お前そういや誰とも長続きしないよな」
 笛吹の隣の男性が肘でつついた。正直、名前はおぼえていない。

「そうなんですか? じゃあ試しに、理想のタイプがどんなか、教えてくださいよ」
「大して面白い答えは持ってないんだけどね」
「そんなこと言わずに、お願い! 条件がものすごく多いんですか? それともニッチな……ハーモニカが吹けるとか、スパイスの香りがするとか?」
「あははは! 八乙女さんこそ、発想が面白いね」
 こんな風に、男性の羨望の眼差しを集めるイケメンと女性の嫉妬の視線を集める美女の言葉のキャッチボールはしばらく続いた。

 いつしか会話に飽きていた唯美子は、先ほどの子供のことを思い返したりと思考を別の場所へ浮遊させた。時折、ふと笛吹と目が合った気もしたが、適当に微笑を返して、気に留めなかった。
(月か……街が近いし、見えないかな?)
 後でおぼえていたら民宿の窓から探してみよう、とこっそり思うのだった。


 満月を見上げていた。
 予報通りに、夜空は曇っている。昼間よりも風が出ているのか、雲は速やかに形を変え続けていた。
 月が幾度となく見え隠れした。その都度、表情を変えたようである。とてもではないが、街の灯りとは比べるべくもなく、心を惹き付けるものがある。

 冷たい感触が太ももを撫でる。
 首を下に動かし、深い闇を見つめた。その濃さは重い質感を伴っているようで、水面に踊る月光とはあまりに対照的だ。

(あ、パジャマ濡れちゃう……)
 潮水が勢いを増して戻ってきた。膝丈のボトムスの柔らかい布が水を吸って、肌にくっつく。
 それから意識が明晰になり、ここが海の中だと気付くまでに、数秒かかった。
 ――海。

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00:00:03 | 小説 | コメント(0) | page top↑
1-1. c
2018 / 03 / 04 ( Sun )
「知ってるっつーか、まあ、うん。仲良くはなかったけど。いちおう、報せを受けたから」
 少年は頬をかいてぶっきらぼうに答えた。
(そっか、ひよりおばあちゃんのお友達だったのかな)

 祖母は県内に、それも車で三十分という、頻繁に会いに行ける距離に住んでいた。週に何回か会っていたが、この子が話題に挙がったことはなかった。祖母はあまり写真を飾るような人ではなかったし、日記の類も目にしたことがない。二人に縁があったかどうかなど、どちらとも判断がつかない。しかしそうであれば彼が唯美子を知っているのもうなずける。

(おばあちゃん……教えてくれればいいのに)
 どんなに仲が良かったつもりでも、誰かが持つすべての顔を知ることはできないのかもしれない。もっと話せばよかった、もっと会いに行けばよかった。こみ上げる後悔に、ぐらりと視界が歪んだ。

「だいじょうぶか、ゆみ」
 ぺたり。今度は頬に小さな手の感触がした。柔らかくて、ほんのりと温かい。
「うん、気遣いありがとう」
「ちげーよ。そういう話じゃない」

 否定する声は険しい。びっくりして少年を見下ろす。
 赤い舌が一瞬、歯の間からちろりと出入りした。
 ――まただ。また刹那の間に、少年の両目に黄色い環《わ》が浮かんだように見えた。

「いいか、ゆみ。ひよりはおまえをまもるための『不可視の術』をかけてたんだ。いわゆる、まじないってやつ。けど術者が死んだ時から、効力が徐々に弱まってる」
 突拍子のない話に、呆気に取られた。「術」や「呪い」と言われても思い当たる節がない。
 子供のごっこ遊びかと思って笑い飛ばそうにも、そんな雰囲気ではなかった。少年は難しい単語をさも当然のように扱ったし、表情や声音には大人びた深刻さがある。
 問い質すしかなかった。

「なに、言ってるの」
「要するにだな。これからおまえ、何かとめんどーな目に遭うぞって話」
「面倒な目……?」
 どういう意味、と訊き返そうとしたその時。浜から「おーい」と呼ばわる者がいた。見れば、社の同僚たちが浅瀬から引き揚げている。
 ふいに頬に触れていたぬくもりが消えた。

「なあ、ゆみ。みず恐怖症はもう克服できたか」
 浜辺の喧噪が一瞬だけ耳朶から遠ざかり、少年の声だけがやけに大きくきこえた。そしてやはり「ゆみ」の発音が独特だ。
 ――きみはそんなことまで知ってるの。

 口を開きかけて横を振り向いたら、そこには誰も居なかった。浴衣姿の男の子も、異様に大きいトンボも。
 人込みの中に視線を走らせる。ビーチチェアの下も思わず探った。
 まさか暑さにやられて幻覚を――否、妄想の産物にしてはディテールが凝りすぎていた。自分にはそこまでの想像力も独創性もない。

「今の子、知り合い?」
 水着姿で歩み寄ってきた真希の問いかけで、幻ではなかったと確信する。友人にも少年の姿が見えていたのだ。砂に目を凝らしてみれば、確かに子供サイズの下駄の跡があった。
「ううん」
「えー。迷子に絡まれてたのぉ」

「迷子じゃなかったけど……なんていうか、よくわかんない子だったよ」
 祖母の友達だったという可能性を話そうかどうか迷ったが、結局どう説明しても謎が増えるばかりな気がして、断念した。
「そう? みんなが、そろそろバーベキューの準備しようってさ。行こうよ」
「わかった」
 謎の子供の件をひとまず意識の隅に追いやって、唯美子はチェアから立ち上がった。

     *

 女性四人、男性三人という組み合わせで食卓を囲んでいた。女性陣は全員が事務員、年齢も二十代前半、とほとんどとスペックが似通っている。
 こう表現してしまえば野暮だが、顔のレベルは(唯美子含め)およそ平凡。唯一、都会暮らしが長かった八乙女《やおとめ》真希が例外的に垢ぬけている印象だ。
 ポニーテールを下ろして化粧を直した真希は、昼間の彼女以上に、華やかな空気をまとっている。

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00:05:25 | 小説 | コメント(0) | page top↑
1-1. b
2018 / 03 / 02 ( Fri )
 ぺたり。

「え、なに!?」
 突然触れたぬくみに飛び起きる。おそるおそる、デニムショーツから覗く膝に触れているものに焦点を定めた。
 小さな手、だった。

「みぃつけた」
 蛙柄の青い浴衣を着た溌溂《はつらつ》そうな子供が、死角からひょっこりと顔を出してきた。
 七か八歳くらいの、大きな目と小麦色の肌が特徴的な、東洋系の顔立ちをした男の子だ。子供にしては彫りが深く、どこか東南アジアっぽさを感じる。

 首元までの長さのボサボサの黒髪は毛先が不揃いで、左右のもみあげの部分だけがやたら長い。前髪も長いが、斜めに分け目があってなんとか目が隠れていなかった。
 トンボが子供の頭にとまった。少年は眼球をぐっと上に巡らせつつ虫たちに話しかける。

「鉄紺《てつこん》、栗皮《くりかわ》。ごくろーさん」
「きみのトンボなの? 大きいね」
 渋いネーミングだとこっそり思いながら、指さした。
「ん、こいつらはおいらの僕《しもべ》だよ」
 少年は得意げに笑った。上列の歯に中心から少しずれた箇所に隙間があって、愛嬌を感じる。

 そうなんだ、とつられて笑みを返した。
 この年頃の男の子だ、虫を僕と見立てて遊ぶのもうなずける。それにしてはトンボらが本当に従順そうに翅を畳んでいるのは気になるが。
「ねえぼく、お父さんとお母さんは?」
 辺りに保護者らしい人物が見当たらないので、訊ねてみた。

「お父さん、お母さんんん? んなもん、いたことねーよ。なに言ってんだ、ゆみ」
 男児は不可解なものを見るように眉を捻った。ごく自然な質問だったはずなのに、彼はなぜ声を裏返すのか。
 いや、そんなことよりも。独特なイントネーションだったが、もしや名を呼ばれたのではないかと耳を疑う。

「なんでわたしの名前を知ってるの」
「なんでっておまえなぁ」
 我が物顔で少年はチェアの上によじ登ってきた。探るようなまなざしで、じっと唯美子の瞳を覗き込んでくる。思わず見つめ返した。
 少年の双眸は濃い茶色だ。底知れぬ深みに、瞳孔が溶け込んでいるみたいな――

(茶色……だよね)
 瞬きの間にちらりと薄い色が見えた気がした。瞳孔を縁取る黄色だった。見間違いだろうか、次の瞬間には元に戻っていた。
「ははーん、何十年も前の話だから忘れてんのか」
 その言葉で我に返る。
 少年は得心したとばかりにニタリと笑っている。

「な、なんじゅうねん? わたし、まだ二十五歳だよ。それじゃあきみは何年生きてることになるの」
「五百年とちょっとかな」
 彼は一文字ずつ、大げさに唇を動かす。
 少年は砂の上に跳び降りると、なぜかくるくると側転をし出した。鮮やかな青い袖がはためいている。二匹の大トンボが、所在なさげに空を舞う。

 不思議な子供だ。おかしな嘘のことはともかく――話し方や間の取り方に子供離れした様子がある。気ままそうに見えて、自らの言動や挙動を意識している風だ。
 最近の子は皆こうだったかな、と甥や姪を思い浮かべて比べてみたが、どこか違和感があった。
 別の問いを投げかけてみる。

「ねえ、『みつけた』って言ってたよね。きみはわたしを探してたの?」
「そーだよ」
 即答だ。唯美子は続く言葉につまずいた。
「……どうして」
 すると少年は側転をやめた。
 振り返った顔は、可愛らしい蛙柄の浴衣とちぐはぐに、ひどく真剣である。

「ひよりが死んだんだろ」
 その声に悲しさはなく。静かな、労わりだけを含んでいた。
 唯美子は無意識にパーカーの裾を握る。
「おばあちゃんを知ってるの……?」
 正確には「知ってたの」だが、心の整理がついていないところもある。咄嗟に口から出てくるのは過去形ではなく現在進行形だった。


最初だったので二日連続更新しましたが、次からは3~4日に一度ペースになります。
よろしくお願いします(o*。_。)oペコッ

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00:02:32 | 小説 | コメント(0) | page top↑
1-1. a
2018 / 03 / 01 ( Thu )
 まどろみがじわじわと冷気に侵される感覚に――またこの夢だ、とぼんやり思った。
 大好きな祖母が亡くなってしばらく経ってから、繰り返し見るようになったものだ。

 風景は涙で滲んだようにおぼろげで、向かい合っているのが自分と歳の近い男児だというのがわかるだけである。
 なぜか夢の中の自分は悲しい。理由はわからないが、息苦しいほどに悲しくて、消えてしまいたい。

「なくなよ。おいらがゆみをまもるから」
 水音のような雑音が混じる中、そのセリフだけはちゃんと聴き取れる。涙に暮れる自分を、男の子は根気強く慰めてくれているのだ。
 やがて安心して、彼にうなずきを返す。

「うん。ありがと」
 少年の顔はぼやけて不明瞭だ。なんとなく懐かしく感じる声も、ひとたび目を覚ませばどんなものだったか思い出せなくなってしまう。
 けれど、温かい。
 握った彼の手がぬるま湯みたいにやさしかったのは、いつも起きてからも鮮明におぼえている。

     *

 耳元に響く虫の羽音にびくりと震えた。
 漆原《うるしばら》唯美子《ゆみこ》は眠気の抜けない頭をゆっくりと仰向ける。
 白いビーチパラソルの向こうでは、薄い雲に縁どられた太陽が輝いていた。

 七月半ばの今日は、風が弱く、ひたすらに暑い。傘の下から出たら、たちまち茹で上がってしまうことだろう。
 ビーチチェアの上で足を組み直し、唯美子はスマホの表示を確認した。まだ午後の三時を回ったばかりである。
 漏れ出すあくびを手で覆った。

(うたた寝でも、あの夢みるんだ)
 ここまで何度も見るとは意味深だ。夢という形の記憶の再現かもしれない。
 そうであれば、あの男の子は一体誰なのだろう。心当たりはまるでなかった。

(昔のアルバムを探せば出てくるかな? こんど、お母さんに頼んでみよう)
 あるいはこの夢は唯美子の秘めたる望み――守ってくれる幼なじみが欲しいとか――を映し出しているとも考えられるが、それこそ心当たりがない。

 まあいいか、と両肘を抱いて大きく伸びをした。
 浅瀬で会社の同僚たちが男女混合でビーチボールを飛ばし合っている。
 こちらの視線に気付くと、友人の真希がポニーテールを揺らしながら大きく手を振ってきた。

「ゆみこもおいでよー!」
「ごめん、むりー」
 声を張り上げて応じた。

 こんなにも暑い中、太陽の下を動き回る体力がないとか、もうしばらくくつろいでいたいというのも一因だが、唯美子は基本的に海に入らない。海に限らずとも、水深が身長を超えるのであれば河もプールも入りたくない。

 なにしろ泳げないのだ。基本動作は学校でちゃんと身に付けたのだが、過去に溺れて死にかけた体験があって、そのトラウマが脳裏に刻み付けられたのがいけない。
 浅瀬ならかろうじて入れなくもないが、気乗りしないのであった。

 真希もその辺りの事情を了解しているため、残念そうに眉を垂れ下げたものの、食い下がらなかった。
 ボンッ! と爽快な音を立ててビーチボールが天高く飛び上がる。

 楽しそうだな、と思う。交ざりたいとまでは思わない。元より唯美子は今日のイベント自体に乗り気ではなかった。
 こういった騒がしい場は得意ではない。休日は屋内で静かに過ごす方が好きなのだが、友人が「内陸県はつまらないわね! 経理課の先輩方を誘ってさ、海行きましょ、海!」と意気込んだので、気圧されてついてきた。

 男性陣とお近づきになりたいという明確な目的を持った真希と違って、唯美子は恋愛や婚活にそれほどやる気がない。入社二年目、彼氏いない歴、三年。周りの心配はともかく、現状ではおおむね独身生活に満足している。

(もっかい寝ようかな)
 ぐるんと横を向いてみた。
 ところが、妙な邪魔が入った。
 先ほどの虫がしつこく付きまとう。どれほど振り払おうとしても、戻ってくる。
 改めてよく見てみたら、それぞれ深い青と茶色の立派なトンボが二匹、寄り添うように飛んでいた。
 立派過ぎる。

 これでも田舎育ち田舎住まいだ、虫にはそれなりに耐性がある。が、手の平の大きさともなると、さすがに背筋がぞわっとした。
 ビーチチェアの上で精一杯、後退った。


久しぶりすぎて操作の仕方をやや忘れていた管理人は私です。

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03:13:34 | 小説 | コメント(0) | page top↑
2月も末ってまあ
2018 / 02 / 26 ( Mon )
おかしい。ローファン日常的ラブコメを書こうとしていたはずなのに、なんだこれは。
まあいっかー(楽観

このブログに自ら来てくださってる人なら、きっと楽しめると信じているw

そういうわけでいつの間にかもうすぐ三月、宣言通りに投稿を始める日まであと残りわずか。

よろしくねー(*- -)(*_ _)ペコリ

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23:42:48 | 挨拶 | コメント(0) | page top↑
わたしはなにを
2018 / 02 / 20 ( Tue )
藻次話は途中、ゆみみずも途中、と気が付けば描写企画に作品書いてる私。
締め切りは大分先だから多分忘れたころにポンっと公開されてることでしょう…

その際はこっそり探していただけるとうれしいです(・∀・)

ところで藻がカクヨムでじわわ~っと読者増えててうれしいような気恥ずかしいような…w


え、えーい、気にすまい! 好きに描き散らすわや(〃ノωノ)

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12:14:36 | 挨拶 | コメント(0) | page top↑
いとよろし
2018 / 02 / 02 ( Fri )
うえーい。

今晩から一週間の間、旦那の実家に行きます。初めてになります。
メキシコに隣接(?)した、ビーチが美しい、常夏の土地。まあビーチはいかないかもですがw

義理の家族に会うのは二年ぶり(その時はおばさまだったが今はおかあさまかい)くらいですが、そんな緊張しそうなポイントに思考を割かず、飛行機の中で何を読もうかばかり画策しています(おい


甲さんからのライフアドバイス。

前にも言った気がしますが、未知の場所に行くときは、先入観をすべて捨てることです。行く前は事前準備とか下調べとかして、荷物に十分に詰め込んだ後は……あれが楽しみだとかあれが怖いとか、そういう感情を全部移動中に捨てましょう。アフリカに行く前に大西洋にさまざまな想いを捨ててきた私が言うのだから間違いありません((


向こうの家族が一体何十人いようがどんなどんちゃん騒ぎが待ち受けていようが、心をまっさらにして行きます!!



で、新作投稿は帰ってきたら順次やっていこうかと思います。前年バレンタインから始まったので同じことをしては面白くないので、もうちょっと後にずらしますw 

あんまり楽しみにせずに楽しみにしててね☆彡

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01:19:31 | 挨拶 | コメント(0) | page top↑
縦書きPDFメーカー
2018 / 01 / 30 ( Tue )
これが妙に楽しいな:https://shimeken.com/tex/title

とりあえず御簾ごしの姫を二段組みA5にしてみた。

ダウンロード

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07:41:56 | 余談 | コメント(0) | page top↑
ブレット書き1
2018 / 01 / 26 ( Fri )
  • 12月にママンに「パーマ抜けて来たわね。かけなおしなさい」と言われたし、かけなおすか―と長さをほとんど変えずにデジパを一新してもらったら日によってはだいぶミスリアで、戦慄してる。前髪の分け方まで一緒で違うの色だけじゃねえか…。
  • 「書き上げた長編は三本だ」とおっしゃっているフォロワーさんいて、そういや私は二本だなあってなってます。ミスリア以降オンリーをカウント。それ以前はちょっと人にお見せしていいものか迷うレベルのできですから(とはいえ一部「七ツ海」にのってますよ
  • 次回作タイトルは「厄寄せのゆみと長い目のミズチ」でいこうかなと思ってます。真新しさのない、ちょっと王道っぽい? って思うような設定で構成されてます。が、だいぶ私らしさが滲みでてますw 略称はどうしよう、厄ゆーとかにするか(おい)
  • 厄ゆーは1章完結型を目指してます。現在予定しているのは5章ほど、気合と時間によっては7まで行くか…未定。一年くらいは連載してるかな、未定。
  • しかしこうして書いてると、未完の古い作品が未完のままなのがしのびなく思えてきて、引っ張り出して整理しなおそうかなと企んでいる今頃(企画ものなので相手方の了承がないと公開できないけどネ)(完成品みせたらOKしてくれるかな?)

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04:18:36 | 余談 | コメント(0) | page top↑
りある流血エピソード
2018 / 01 / 18 ( Thu )
*タイトルから察してください *いちおうグロ注意w




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続きを読む

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00:07:55 | 余談 | コメント(0) | page top↑
je suis en train de manger
2018 / 01 / 11 ( Thu )
タイトルに深い意味はない。(意訳:わたしは食べている最中である)


フレンチクラブたーのしーw


みんな同じ程度のレベルの仏語を話すから、お互いに知らない言葉を気兼ねなく「あれ何だっけ」って訊き合える。先生役もいないから、それほど緊張もしない。日頃から続けているDuolingoにも身が入って、記憶から薄れている語彙を積極的に思い出そうとする。

いいことだらけじゃねぇか…



読書も楽しい! 鴨川ホルモーはもうちょっとで終わって、銀狼王と闇狩り師一巻もそれぞれ半分進んでる。なろうだと、「山内くんの呪禁の夏」を今頃になって真面目に読もうとしているところ。

あと半月くらいは吸収に専念して、それから本腰入れて「じゃおろん(仮)」の話を練ることにするわ。


お察しの通り、タイトルが全然決まりそうな気配がしませんが、それはそういうものですから仕方ない。

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03:31:41 | 余談 | コメント(0) | page top↑
次回作をどうしましょーかー
2018 / 01 / 05 ( Fri )
というのは、

ミスリア世界と関係ない作品を連載する場合、このブログを使い続けるか否か。
使い続けるなら、ブログの名前を変更するか?

などを決めてないのですよね。

ブログ名変更したら検索登録してるところでも変更しなきゃならないのが面倒なので…(そんなに多いわけではないが)そのままにして目次ページを追加しちゃおうかなってw

ただあれですよね、いっそのことブログで投稿する必要があるのか? なろうや他の投稿サイトだけで事足りるんじゃないか? って話。


  ――甲姫先生の全作品が読めるのは「小説家になろう」だけ!


実際は↑の通りですしw

でもブログの方が好きですね、やっぱ。ちまちました連載は。
どうも投稿サイトになると美しくまとめて投稿したくなっちゃうから、隔日更新みたいなペースは無理なのですよ。


ともあれ、改稿はひと段落つきました。遺すところはあらすじ制作と最終チェックだけです。長い道のりでしたが、やればできるものですねw!

もうすぐ黒赤をウェブ上から非公開にしますよー。

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21:20:20 | 余談 | コメント(0) | page top↑
12月読書まとめ
2018 / 01 / 03 ( Wed )
12月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:2952
ナイス数:86

天帝妖狐 (集英社文庫)天帝妖狐 (集英社文庫)感想
うわああああ…二作品ともふしぎな余韻である。買って一日で読みきってしまうほどの引力だった。
読了日:12月28日 著者:乙一
HUMINT(1) (ヤングマガジンコミックス)HUMINT(1) (ヤングマガジンコミックス)感想
pixivにあったころに読んだから面白いのは知ってたけど、単行本はコマが増えててパワーアップしてる。良い買い物をした感(絵は相変わらず美麗だし)。次巻も楽しみ。
読了日:12月26日 著者:マツリ
GOTH番外篇  森野は記念写真を撮りに行くの巻 (角川文庫)GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻 (角川文庫)感想
守護霊のような「僕」が相変わらず好きである。森野は初登場時に比べると不気味よりかわいいと思えるようになったが、そのバランスがまたいい。続編を…続編をおくれ……
読了日:12月24日 著者:乙 一
GOTH 僕の章 (角川文庫)GOTH 僕の章 (角川文庫)感想
たいへんに面白かった。展開というより主人公の危うさに躍らされてばかりだった。メイン二人は平行線を歩いている両想いのように思える。けれどそれでいい。全編を通して、社会も道徳も置き去りにした、繊細な繋がりに魅せられた。そして余談、命に頓着せずにコレクトするという概念が新鮮であった。これから何度でも読み返したい秀作。
読了日:12月24日 著者:乙一
GOTH 夜の章 (角川文庫)GOTH 夜の章 (角川文庫)感想
合本版で読んでるので短編の順序が少々違う。深淵をのぞく独特の雰囲気、不思議な距離感。犬の話あたりから主人公が干渉し出して、妙な感慨を覚えた。
読了日:12月22日 著者:乙一
ヤンキーは異世界で精霊に愛されます。〈2〉ヤンキーは異世界で精霊に愛されます。〈2〉感想
満足。途中で微妙なとこもあったが、終わり良ければ総て良しって感じで、いい締めだった。零と精霊たちのやり取りがこのシリーズのミソだね。この巻では年齢そのままで「転生」ってなってることへの答えもあって、1巻の違和感が払拭された。コウヤ登場も良い。主人公と対等な立場の人間が出てきたことで、パーティバランスが格段によくなった。だがとにかくチビどもがかわいい。次なる冒険も楽しみだ。
読了日:12月22日 著者:黒井 へいほ
トリマニア(4) (ガンガンコミックスONLINE)トリマニア(4) (ガンガンコミックスONLINE)感想
相変わらず最高。コルヴォ関連の話が大変美味でした。今後も目が離せません。
読了日:12月21日 著者:久世岳
悪の教典〈下〉 (文春文庫)悪の教典〈下〉 (文春文庫)感想
終わり方としては、好きな部類。雰囲気は上巻の方が好きかな…さすがに下巻は悪が看破されなさすぎだろ、とか、今度こそ止められる子が出るかなと思う度に希望がくじけられた。教訓を見せられたみたいだった。本物の化け物の前ではどんな工夫もあと一歩足りないので、真っ向から戦おうとせずに全力で逃げるが正解。おしむらくは、一番ずる賢い子が最初に抹消されたから後の苦労があったとこか。順子め。でも最終的に蓮実を暴いたのが人として当たり前の善行だったというところが、美しかった。
読了日:12月09日 著者:貴志 祐介
悪の教典(2) (アフタヌーンKC)悪の教典(2) (アフタヌーンKC)感想
絵に慣れたのか、サクサク読めた。こうして表情がつくと蓼沼がちょっとかわいそうに思えてくる…
読了日:12月04日 著者:烏山 英司
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)感想
最高であった。言葉もなく心が近付き、お互いに気付いても言葉を簡単には交わせない。物語のテンポがよく、ターニングポイントがはっきりとわかって爽快。ほとんどの時間が家の中で過ごされるという決して派手な動きの多くない前半、「外に出る」瞬間の激しさ。一度目の別れ、再会。お互いに気付いていたけど実はアキヒロの方がずっと前から見ていた、という最後の種明かしにとても心が躍った。時間を置いたら、また読み返したい一作。これですっかりファンになったので、他の作品も求めたいところ。
読了日:12月03日 著者:乙一
遺跡発掘師は笑わない  悪路王の左手 (角川文庫)遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手 (角川文庫)感想
話にかかわる人物、勢力、国が増えすぎてか、話についていけなくなってクライマックスで感情が離れたように感じられる。コルドの今後の動きには注目したいところだけど、忍ちゃんの話も引っ張りすぎなような。誘拐とかした人たちも咎められてない…? ペクについては、私自身が祖父母と親世代から移民難民してるので、思うところあった。無量がラブコメ波動を出し始めたのはかわいい(笑
読了日:12月02日 著者:桑原 水菜
悪の教典〈上〉 (文春文庫)悪の教典〈上〉 (文春文庫)感想
とても完成されたストーリーテリング。

サイコパス殺人鬼もののカリスマに富んだ主人公は、最初こそ人をだます様子が清々しいが、だんだんと「いつ破滅するのだろう」というドキドキが出てくる。破滅の瞬間を期待するようになるのか、恐れるようになるのか。この作品では前者だった。盛大に打ち負かされて欲しい(笑

下巻に続く。
読了日:12月01日 著者:貴志 祐介

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02:02:42 | 読書 | コメント(0) | page top↑
返信と…
2018 / 01 / 02 ( Tue )
@皐月みつこ さま

いらっしゃい(/・ω・)/
素敵なブログ小説と言ってくださってありがとうございます。いつでも遊びに来てくださいねー。



さて。昨晩プチ旅行からちゃんと帰れましたよ。

まだ喪中…? なのか…? ほぼ半年経ってますが、親は一応クリスマスカードを控えたそうで。元々家族で決めてたのは100日。

すでに私は祝い事に参加したりハッピーニューイヤーとか言ってしまったけど。

そういうわけで新年のご挨拶は今回は見送らせていただきます。

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21:29:00 | 挨拶 | コメント(0) | page top↑
返信
2017 / 12 / 28 ( Thu )
@ナルハシさん

きゃー(≧∇≦) (人''▽`)ありがとう☆

まだ実感わきませんが昨日証明書が届きましたw
パパンがボソッと「幸せにn…」と言っていたのが印象に残ってます。

頑張って爆発する!

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22:33:54 | 挨拶 | コメント(0) | page top↑
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